留学する決心をしたら、次に考えるのは「どこに留学するか」だと思います。
やりたいことができる場所や憧れの場所から選ぶ方が多いですが、「国は問わない！留学に行くことが目的」と考えている人にとっては、留学する国を選ぶのは最初の難関かもしれません。そこで、通学や通勤途中でも気軽に読める『3分でわかる各国への留学の魅力』をお届けしたいと思います♪

今回は【 美・食・愛を大切にするロマンチックな国・フランスの魅力 】を3分で分るようにご紹介したいと思います。

フランスってどんな国？

世界で最も観光客の多い国『フランス』

花の都・パリを始め、モンサンミッシェルや美女と野獣のモデルになったコルマールなど、都会も田舎も見どころ満載のフランスは、日本の1.5倍もの面積を持つ大きな国。フランス語はもちろんですが、ファッション・グルメ・芸術といったフランスならではの専門分野を学ぶこともできます。また、近年は日本ブームの背景もあり親日家も多いので、自ら積極的に行動すればフランス人と仲良くなれる機会もあるかも！？

フランス留学の魅力とは？

日本人にとってはマイナーな留学先ではありますが、留学生の受け入れ数はアメリカとイギリスに次いで第3位！そんなフランス留学の魅力をまとめてみました！

専門分野に特化したコースが多い

料理、製菓、製パン、ワイン、ファッション、メイク、芸術、映画、スポーツなどの専門的な知識や最先端の知識を学ぶことができるフランスでは、専門学校はもちろん、フランス語と一緒に専門的な知識を身に付けられるコースを提供している語学学校が多く存在します。

コースの種類・レベル・期間は多彩に用意されているので、習い事として少しやってみたいという方から、本格的に学びたいというプロ志向の方まで受講が可能です。

大学の学費は年間3～10万円程度!?

日本の国公立でも年間50～60万、私立では年間100～300万ほど掛かる大学の学費。
しかし、フランスでは「教育を受けること＝権利」という考えが根付いているため、ほとんどの大学が年間3～6万円程度で受講することが可能です。

質の高い教育はもちろん、外国人であっても受けることができる奨学金制度や住宅補助が受けれる学生社会保険への加入も可能！英語で受講できるコースも数多くあるので、進学先の一つとして候補にしてみるのも良いかもしれません。

学生ビザでも働くことができる

ワーキングホリデービザ取得者はもちろんですが、学生ビザでもアルバイトをすることが可能です（就労時間の制限あり）。日本食ブームにより、日本人経営のレストランが都市部には多くあるので、フランス語があまり出来なくても働ける場所を見つけることができるでしょう。また、フランス語がある程度身について来たら、日系企業の現地法人などでインターンシップしてみるのも良い経験になると思います。

しかし、フランスでも就職難や失業率が社会問題となっています。そのため、ローカルの仕事（フランス語環境の職場、仕事）を見つけるのは難しいですが、知人・友人から仕事などの紹介をしてもらえる機会もあるので、人とのつながりを大事にしましょう。

芸術大国のフランスを堪能できる

フランスの首都・パリだけでも美術館/博物館の数は140以上！世界的にも有名なルーブル美術館は世界で最も入館者数が多い美術館で、全て見て回るのに数日掛かるほどの展示数を誇ります。

フランス国内にある大抵の美術館/博物館では、19歳～26歳未満の学生（正式な学生証または学生ビザの取得）は、無料または割引料金で入館することができるので、学校が休みの日や午後などに美術館/博物館巡りをしてみるのも良いかもしれません。

地方都市やヨーロッパ各国を巡る

リゾート気分を味わうなら「ニース」、ワインやを楽しみたいなら「ボルドー」、食を楽しみたいなら「リヨン」など、パリ以外の都市も見所が満載のフランスでは、電車やバスなどの交通手段が充実しているため、週末にふらっと地方都市へ旅行に行くことも簡単です！

また、ヨーロッパ-日本間は航空券が高く時間がかかりますが、日本国内を旅行する感覚でヨーロッパ諸国を旅することができるのは、ヨーロッパ滞在一番の魅力！特にフランスは人気の観光地をいくつも持っている背景から、他のヨーロッパ諸国からの旅行客も多く、ヨーロッパの中心に位置しているので、多種多様な交通手段があります！

おしゃべり好きで親日家なフランス人

フランス人は、自己主張が強く、物事をはっきりと言う性格と一般的に言われますが、それは「個」を大切にしている風習があるからこそ。優柔不断な方や自己主張が苦手な受け身の方にはフランス人の性格がきつく感じる可能性もありますが、これも異文化だと受け止めて、郷に従いましょう。感情的で、おしゃべり大好きなフランス人がいつの間にか愛おしく感じるようにかもしれません。

また、フランスは日本と歴史上で交わることは特になかったのですが、日本文化や美しい風土、アニメや漫画などに興味を持つフランス人が多いようです。明確な理由はわかりませんが、挨拶を大事にする風習や美意識が高いフランス人の国民性も関係しているのではないかと感じます。また、ヨーロッパ最大の日本のお祭り「Japan Expo」はフランスのパリで開催されていることも日本好きの多さに影響を与えているかもしれません。

さて、フランス留学の魅力についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
近年はテロのイメージが定着してしまっていますが、フランス語の勉強をされたい方、専門的知識を学びたい方、旅行を満喫されたい方などなど、フランスは必ずあなたの希望を叶えてくれる場所だと思います。